初心者は慎重に動くのが大切

不動産投資で安定的に収益を得ていくためには、とにかく慎重な判断が大切です。
相手が不動産業者だからと言って情報を鵜呑みにせず、自分が身につけた知識で考えて判断しましょう。
近年では販売価格の水増しなどの不正融資の事件も起きているため、不正融資の誘いなどには絶対に乗らないよう気を付けてください。
また、物件の購入時には自分の感じた印象だけではなく、数字や客観的なデータを見て判断しましょう。
長期的な借り手が見つかるかどうか、が最も大切です。
不動産業者は時に物件を売るために都合の良いことだけを強調することもありますから、自分で調査・判断して慎重になりましょう。
また、不動産投資は建物の経過年数に応じて減価償却を計上できますが、デメリットもあります。
例えば耐用年数を過ぎれば税金が増えてしまう点や、不動産を売却する際に過去の減価償却分を差し引いた金額に譲渡税がかかる点などが挙げられます。
減価償却をどれぐらい取るかといった判断や、売却時期を見据えた上での計画が重要です。
また、不動産投資には入居者がいない時期に収入を得られない「空き室リスク」があります。空き室期間があっても利益を得られるよう、入念なシミュレーションをして投資を行いましょう。